涙が枯れるとどんなデメリットがあるの?

視力低下

涙が枯れる表現は、泣きすぎてもう涙が出なくなるほどの状態を指す言葉としてよく使われます。

本当に枯れることはなく、普段からいつも目の部分が涙で潤されている状態です。

本当に枯れてしまったなら、目を開けていられなくなります。

枯れてしまうような状態とは、一般的にドライアイと呼ばれる症状です。普段は眼球が涙の水分で潤されているのに、水分の分泌量が低下することで様々なトラブルが発生するデメリットが生じます。

 

涙が枯れるデメリットは?

視力が低下した状態になるのがデメリットの一つです。

近視のような視力の低下とは少し違い、光の屈折に異常が起こるのが問題です。

眼球の表面へ均一に水分が満たされていない状態がドライアイの特徴ですので、乾いた部分とその他の部分では光が入ってきた後の方向にずれが生じますので、乱反射を引き起こして視力の低下を招きます。

また・・・

かすみ目やぼやけるなどの症状で、ものが見えにくくなります。眼球にキズが付きやすくなるのもデメリットです。

乾燥すると眼球の表面がもろくなり、ゴミや手で強く擦るなどの刺激を受けることで、キズがつきます。

そのまま放置すると角膜や結膜にも悪い影響を及ぼしますので、機能が低下したり感染症を引き起こすなどのリスクが高まります。

ものが見えにくくなることから、目が疲れやすくなるのもデメリットです。

 

涙が枯れる状態は主に瞬きの回数が減っているのが原因ですが、症状が長く続くのであれば、病院の診察を受けることが大切です。

「片目で立体視」は可能?目の働きと空間認知

立方形

いくら視力が良くても、片目で立体視はできません。立体視をするためには、必ず両目が必要となります。

右目から入った情報と左目からの情報にはわずかな差がありますが、それを脳内で処理することで、事物を立体視することが可能になります。また空間認知は、単に立体視だけでなく、脳で複雑な処理が同時進行で行われることで可能になる能力です。

目から入った情報は、脳の視覚野で処理され、空間に配置された物体などの全体的なイメージが把握されます。また距離感や奥行き、形などの認識にとっても重要です。

目で見た映像は、初めは線や色のような情報の集まりですが、地図を理解したり、漢字を識別したりできるのは脳の情報処理の働きです。さらに広い空間の中で自分の位置を確認するのも、脳の処理に関わっています。

つまり空間認知とは、事物の全体像を的確に認識する機能と言えます。また背景と対象を区別し、色や形からその物体を認識するのも脳の働きです。これは、物体と自分の位置関係を把握する時にも必要です。

視力の良さとは関係ありませんが、生まれつき視力のない人は空間認知能力の発達が著しく困難になります。

また空間認知能力は、記憶力や運動機能とも関係しています。脳で処理された情報に反応して、身体を動かすことで、さらに認識力が高まります。

赤ちゃんは身体を動かしながら、この認知能力を発達させます。逆にこの認知能力が低いと、記憶力や運動能力の低下を招くことがわかっています。

動体視力は「DVA」と「KVA」の二種類ある!

画像:Shutterstock.com

動体視力とは動いている物質を目で見て認識する能力のことであり、通常の視力の測定とは異なり、認識する物質の動く方向によって二種類の測定基準が存在します。

とりわけプロのアスリートの中でも球技や格闘技といったスポーツをされている方の多くは動体視力に優れている事が多い事が特徴として挙げられます。

まず、
DVA動体視力については視界に写る映像の上下左右、つまり縦横方向に対して動く物質を認識する能力
になります。

眼球の周囲を覆っている筋肉を素早く正確に動かすことにより、認識するべき動いている物質を視界の中央付近で捉える能力が高いほど、このDVA動体視力に優れていると判断され、サッカーやラクロス、バスケットボール、クレー射撃と言ったスポーツにおいて重要視される能力になります。

次に、
KVA動体視力は視界に写る映像の前後、つまり奥行きの方向に関して動いている物質を認識する能力
を指します。

眼球においてレンズの機能を果たしている水晶体の厚さを素早く切り替える事で、正確に動いている物質に対して焦点を合わせる能力が高いほど、このKVA動体視力が良いと判断される事になります。また、この能力が重要視される代表的なスポーツはテニスや卓球といったコートの奥行きを上手く活用することで勝利するスポーツになります。

この両者の視力を測定する場合には、通常の視力検査とは異なり、高速で上下左右、もしくは前後に移動するランドルト環の向きを判断することで測定します。

ランドルト環だけじゃない!世界の視力検査の記号

視力検査

視力検査の記号ですが、アルファベットのCの字の形をしたものがよく使われています。

これは正式にはランドルト環と呼ばれ、20世紀の初め頃にスイスの眼科医であるランドルトによって用いられ、定着するようになったことからこの名前があります。

目の視力検査で黒いスプーンのようなものを片目ずつ当てながらこのランドルト環を見た経験のある人は多いでしょう。

今では壁際などに置かれたものだけでなく、顕微鏡のような装置を覗き込んで検査を行えるものも増えてきています。

装置としては費用はかかるのでしょうが、設置スペースが少なくても済むという利点があります。

視力検査表はランドルト環だけではない!

このランドルト環の記号ですが、かなり世界的に見ても広く使われています。

しかし、決してランドルト環だけに統一されているわけではありません。

日本においても、もしかしたら視力検査表の中に、ランドルト環だけでなくひらがなとか、あるいは魚な二匹並んだような図形が入っていたことを思い出す人もいるかもしれません。

これもれっきとした視力検査記号の一つですが、世界を見渡すとこのような例は他にもあるのです。

ランドルトがスイスの眼科医であったこともあり、ヨーロッパでは広く普及していますが、アメリカではそうでもありません。

アメリカではC字型だけではなく他のアルファベットも用いたスネレン式と呼ばれるもののほうが一般的です。

また、この他にもアルファベットのEの字だけを用いたE字式と呼ばれるものもあります。

参考サイト:shiryoku-kaihuku.net